アナログとデジタルの手帳の使い分け
iPad上のアプリで全部紙の手帳を置き換えようとしていた私は、それも無駄な作業である事が分かってきました。
人によってやりたいことが違うとは思いますが、それではデジタルの良さとは何でしょうか? デジタルの良さは、何と言っても、
検索ができること
につきると思います。フランクリンプランナーで10年以上、まめに月のインデックスを作ってきましたが、いつ何があったのかは直ぐには取り出せません。
紙の手帳で、年単位、月単位でインデックスを作って記録するのは、相当な労力が必要です。まさに「手帳を作るために手帳に使われている」感じになります。
逆に、アナログの良さとは何でしょうか? アナログな紙の手帳の良さは何と言っても
複数の紙を同時に、比較して見られること
にあると思います。複数の紙を並べて検討することは、デジタルではマルチ画面を要求されますが、紙なら簡単です。
自分の人生の目標を決めて、年間計画〜月間計画〜週間計画〜日次計画と落としていくと、デジタルではどうしても比較がしにくいし、できてもかえって非効率です。
それに紙の方が記憶に残りやすいところがあります。ちょっとした落書きやメモや印が紙の手帳では、後からみると大きな意味を持っていたりします。
紙の手帳なら、わざわざAppleペンシルやsu-penを持ち出さなくても、手近なペンで簡単に記録できます。
それでは、アナログな紙の手帳の検索をどのようにデジタルで実現すれば良いでしょうか。
キングジムのショットノートや、コクヨのCamiAppのスマホアプリのカメラ入力で取り込んだり、スキャナで取り込んでPDFに変換したりしたのですが、結構手間がかかります。
CamiAppやショットノートは、メモ用途では使いやすいと思いますが、手帳用途には向いていないと感じました。
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スキャナ取込みは、そのまま取り込むだけなら良いのですが、1ヶ月分の手帳をスキャンして、検索用のインデックスをテキストで書き込んだりしてると、やはり相当な時間がかかります。
ここでも、「手帳を作るために手帳に使われている」 状態になります。
では、どうすれば良いのでしょうか。
色々試して、現在も続いているのは、当日分の手帳検索用インデックスのみを作ることでした。 そのためには、デジタルとアナログの両方で使える必要があります。
最終的に私が選んだのは、メモプリでした。
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では、どのようにしてメモプリで検索ができるようにしたのでしょうか。
そこにまたひとつ工夫が必要でした。